あなたはもういない。
今日も案の定さくらは
あたしの家にきた。
「ねぇー舞美ー??
ほんとに合コン行くの?」
「さくら行かないの?」
「だって怖くない?」
「春太だから大丈夫だよ!
別に彼氏作る目的で行かなくても
遊び半分で気楽に行こうよ?ね?」
「そうだね!なんか舞美変わった?」
「もともとこんなんですー!
恋愛は急がば回れって言うぢゃん?」
「まぁ確かにね!
あっ!服なに着ていくー⁇
かっこいい人くるかなぁ?」
なんて色んな話しをして
いつのまにか明るくなっていた
睡魔がひどくなったから
いっしょに寝た
後々、春太からmailが
入っていたのに気付いたのは
昼間起きてからだったかな。
------------------------------------------
To.まみ
おはよう!
たらこはまだ熟成中だから
起きてないかな?笑
そいえば合コンの日時決まったよ。
今度の日曜日に
噴水のある公園集合な!
時間は大体6時くらいだから
その時間にさくらちゃんと居てね!
そゆことだから!
ぢゃあなー
---------------------------------------------
決まるの早くない!?
まぁいんだけどさ
「さくらー起きて〜
合コンする日決まったってよん」
「ほんとに!?早いね!
てかいま何時??まだ昼間だよね?
こないだのお店行かない?」
「それいーね!!賛成!」
ななちんも誘って3人で
こないだ行ったお店に行った。
こないだのお店っていうのが
最近できたばかりの喫茶店。
さくらと行って気に入ったんだよね〜
その日も相変わらずにね。
3人でお喋りしてたかな。
ななちんが彼氏さんと
会うみたいで解散。
さくらはあたしと一緒に帰る。
いつもと変わらない毎日。
変わるとも思ってなかった毎日。
いつからだったんだろう。
ねぇ、あたしいつから
あなたのことみてた?
合コンするなんて言わなきゃ
良かったのかな…。