鉄の救世主Ⅳ(くろがねのメシアⅣ)
戦闘靴2型が足首まで浸かる程度の深さの水が流れるトンネル内。
内部に敵が潜んでいるとすれば、既に水音でこちらに気付いている筈だ。
しかし谷口と三浦が中程まで進んでも、敵が姿を現す気配はない。
どうやらトンネル内に敵は潜んでいないようだ。
「……」
振り向いた三浦が、まだトンネルの外で待機していた小川達に入ってくるよう合図する。
頷き、谷口達の後に続く小川達。
その時だった。
「!?」
トンネル付近の茂み、樹上などから、次々と人影が舞い降りてきた!
彼らは58式小銃を構え、有無を言わさず発砲!
その射撃によって、三浦が7.62ミリ弾を浴びて倒れる!
「三浦っ!」
思わず声を上げる谷口だが。
「くっ!」
駆け寄る間もなく、人影は更に発砲。
谷口はトンネル内の岩の起伏に身を隠さざるを得ない。
内部に敵が潜んでいるとすれば、既に水音でこちらに気付いている筈だ。
しかし谷口と三浦が中程まで進んでも、敵が姿を現す気配はない。
どうやらトンネル内に敵は潜んでいないようだ。
「……」
振り向いた三浦が、まだトンネルの外で待機していた小川達に入ってくるよう合図する。
頷き、谷口達の後に続く小川達。
その時だった。
「!?」
トンネル付近の茂み、樹上などから、次々と人影が舞い降りてきた!
彼らは58式小銃を構え、有無を言わさず発砲!
その射撃によって、三浦が7.62ミリ弾を浴びて倒れる!
「三浦っ!」
思わず声を上げる谷口だが。
「くっ!」
駆け寄る間もなく、人影は更に発砲。
谷口はトンネル内の岩の起伏に身を隠さざるを得ない。