鉄の救世主Ⅳ(くろがねのメシアⅣ)
In the aircraft carrier
小川小隊長が率いる小隊は凡そ50名。
ニミッツ級8番艦の乗員に比べると微々たるものだが、その分世界中の特殊部隊から選抜された精鋭中の精鋭ばかりだ。
数の差をものともせず、人民軍、中東某国軍残党のディアボを押し返す。
「大丈夫ですかっ?」
麗華までもがやって来て、ゴーストの傷を手当する。
「右肩の怪我がまだ完治していないから狙撃は無理なんです…だからせめて衛生兵として皆さんのお役に立ちたくて」
「もしかしてコートニーもか?」
「はい」
ゴーストの問いかけに、麗華は頷いた。
「彼女も足を怪我していますから…9番艦に残って、無線連絡を担当しています」
ニミッツ級8番艦の乗員に比べると微々たるものだが、その分世界中の特殊部隊から選抜された精鋭中の精鋭ばかりだ。
数の差をものともせず、人民軍、中東某国軍残党のディアボを押し返す。
「大丈夫ですかっ?」
麗華までもがやって来て、ゴーストの傷を手当する。
「右肩の怪我がまだ完治していないから狙撃は無理なんです…だからせめて衛生兵として皆さんのお役に立ちたくて」
「もしかしてコートニーもか?」
「はい」
ゴーストの問いかけに、麗華は頷いた。
「彼女も足を怪我していますから…9番艦に残って、無線連絡を担当しています」