Animl life ~アニマル ライフ~
「天佑…わりぃ…」

てか…
瞬いない!?

今リビングにいんのは

天佑 緑 紫音


「瞬はどこ行った?」

不思議に思って聞いてみた


「あー
バイト?始めたってよ」


紫音…
なんでそんな気まずそー言うんだ?

「バイト?
どこで…?」

緑…
それは俺も聞こうと思ってたんだ!

「………………ホスト……」


は?
ホスト…

待て待て

「ホストって…あのホストか?」


紫音がコクと頷く

天佑は…
なぜか目を輝かせてる


「緑…どー思う?」

「まぁ…瞬なら大丈夫じゃない?」


確かに女の扱いなれてっからな


「とりあえず…瞬が帰ってきたら
色々聞くか」

俺がそう言うと天佑が


「あのさ大地?
昨日電話かかってきてたよね?
なんだったの?」


あー
そーだ
確かここに女がくんだよな


「オーナーからだ」

「「「オーナーから!?」」」

おぉ
キレイにハモってんな

「ここに女がくんだってよ」


「「女」」

さすが
またハモってやがる
天佑と紫音…瞬は女好きだから

こんなとこきたら

あー
食われんだろーな


「それって…まずくない?」

緑はわかってんだな


「天佑、紫音……食べんなよ?」


おぃ
天佑なんだその
ありえない!
みたいな顔は‼︎


「大地…紫音が死んだ」


紫音…
我慢しろよ?

「全く紫音はすぐ女の子食べちゃうんだから」


ん?
天佑…お前もな…


「大地
その子はいつ来るの?」


緑が紫音を起こしながら聞いてきた

今日の朝だっけ?
はぁー
本当面倒くせぇな


「今日の朝」


驚くよな〜

緑は起こしかけていた紫音を落とした

「今日の朝…?」

となりで
ゴンって鈍い音と痛てぇってゆー
紫音の声が聞こえた

「あぁ
今日の朝だ」

そう緑に言いながら

新聞を取りに外にでた
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