Animl life ~アニマル ライフ~
「天佑……頼んだぞ」
大地たち3人はそう言って帰っていった…
病室には
私と天佑と紫音…
「天佑…紫音と大地は何を食べちゃうの?」
意味がわからないから聞いてみたら
紫音も天佑も
なんでかすんごく笑ってる
「痛ぇーマジで……ふはっ
きょん…お前それ以上なんも言うな
笑いすぎて…傷口が……ククっ」
え?
私ほそんなに変なことを言ったのだろうか?
「きょん……やっぱり天然…ふふふ」
天佑まで笑ってる…
ずっと笑ってる2人…
「ふぅ…
いや…久々の天然いただきました…」
何を言ってんだこのサル…
ちょっと拗ねてる私…
「あー
きょんが拗ねたー」
天佑は私が拗ねたことに気づいたみたい…
「拗ねてないもん…
それより…サル
話って……何なの?」
明らかに拗ねてる私
自分で思うけど…意地っ張り…
「おぃ…誰がサルだボケ…
じゃなくて話ってのはな
きょん…お前さ兄貴いんだろ?」
突然のことにフリーズしてしまう私
な…なんで?
そういえば天佑にも似たようなことを聞かれた…
やっぱり…
餓狼という暴走族の総長は…あの兄…
なのかな…