Animl life ~アニマル ライフ~


「もう…私の顔も見たくないでしょ?

ごめん…私……行くね」




怖くて2人の顔が見れない…

けど
きっと…私を嫌いになったに違いない


私が中2の時と同じ…

あいつは…私の大切な人たちを傷つける

そして…
私の周りには…誰もいなくなる…


その繰り返し…


でも
紫音と天佑は………失いたくなかったなぁ

そう思うと涙が出てくる

私に泣く資格なんてないのに…


幸い…
紫音と天佑に背を向けてるから
きっと泣いてることはバレてない…



私はここからいなくなろうと病室の扉に手をかけた…



「おぃ!」っていう大きな声がして
扉を開けようとしていた手が…止まる



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