Animl life ~アニマル ライフ~
ピリリピリリ……
私のじゃない…
天佑の携帯が鳴った
「はい……………わかった、すぐ行く」
天佑はそう言って電話をきると
なにやら紫音と目で会話して
私の頭をポンポンして出て行った…
「きょん…こっちに来い…」
紫音がベットからそう言って手招きしてる
私は…何をされる?
優夜の妹だと知れると
避けられるか………暴力を振るわれるか
ガタガタと震えしまう私の体
「そんなに怖がんなよ…
地味に傷つくんだよ
きょんには本当になんもしねぇよ
頼むから……信じてくれ…」
紫音…
そんなに苦しそうな顔しないでよ
そう思ったけど
そんな顔にさせたのはこの私だ…
もう…紫音たちといるのは無理だけど
こんな顔で
頼まれたら…断ることなんてできない
紫音を…信じよう……