ちゅーりっぷ*
「ここ、俺の部屋です... 」
「わあ... 」
案内され、入った部屋は
余計なものがなく、シンプルで
三浦くんらしかった。
「適当に座ってて?」
どこに座ればいいのかな... ?
とりあえず、ここにしよう。
「さ、佐原さん...
そんな隅っこに座らなくていいよ(笑)」
「やっ!隅っこす、好きだし///」
「ははっ(笑)なんだよ、それっ」
一緒に下校して、
こうやってたくさん話して。
私たちの距離は
近くなったと思う。