ちゅーりっぷ*





「嬉しいよ... ?

私.. 三浦くんに

だ、抱きしめてもらいたい!!です.. ///」


言ってしまった。

私の本音を。


「ほ、ほんとにいいの... ?」


「う、ん///」


「じゃあ、失礼します!!///」


遠慮がちに言うと

優しく私を包み込んだ。

私も背中に手を回す。


三浦くんの腕のなかは

暖かくて...心地いい。


「俺... すごく幸せだよ」


耳もとで三浦くんの声がして

ドキドキする。


「私もだよ」


──ぎゅっ

お互いに、抱き締める力が強くなる。



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