浮気性彼氏がにゃん甘彼氏に!?

あたしのこと見てくれたの何ヶ月ぶりだろう…。



それくらい、あたしは無視されてる。





時は早々と過ぎ、今は放課後。

そう。琉樹と話すとき。



「よし。行くか」



イスから立ち、屋上に繋がっている階段をのぼった。



キィィ…ーー

扉を開けると、琉樹はもうそこにいた。



「…早かったんだね」



ポツリと呟いたのが聞こえたのか、ゆっくりとこちらに振り向く。


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