あめあがり


彼は口を開き、小さな声で言った。

「あのさ、この間の告白の話…
なんだけど……」

「…うん……」

「…はぁー……」

彼はため息混じりの深呼吸をして
難しそうな顔をした。

それにつられて私も
無意識にため息をついた。
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