キミと私



一つ、先輩のことが知れた。





それがちょっと嬉しかったり。



「あ、ごめん。俺、ちょっと外すわ」




先輩はそう言って立つと、私に背を向けて歩き始めた。



それに私は少し寂しくなる。



だけど、



そんなのは、口に出せない。




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