ダブル・ブレイカーズ01
彼方は銃を振り回す。

「オーケー。やろうか、黒髪くん」

「如月彼方!黒髪じゃない!」

彼方は言い返す。

「そう言えば、この面子で黒髪って、彼方くんだけよね」

さくらはポツリと言った。

アスタリスクと女性―――美織はそれをスルーした。

「うるさい!やろうよ、ファントム!」

彼方は銃を持ち、後ろを向く。

「はいはい。十まで数えるよ。後ろ向いて」

「ラジャー」

彼方は言った。

「じゃ、行くよ」

「「1」」

「2」」

「「3」」

「「4」」

「「5」」

「「6」」

「「7」」

「8」

「9」

「油断したね!如月くん!」

ファントムは、銃で彼方の背中を狙う!

彼方は、無防備だ!

「彼方くん!」

「大丈夫だ。さくらちゃん」

「何で言い切れるわけ?」

「ほら」

「え」

彼方がいない。

< 107 / 107 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

エンドレス・ストーリー3

総文字数/71,408

ファンタジー192ページ

表紙を見る
エンドレス・ストーリー   設定集

総文字数/2,825

その他15ページ

表紙を見る
エンドレス・ストーリー1

総文字数/77,971

ファンタジー229ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop