ダブル・ブレイカーズ01
「アスタリスクくん、あたし」
「ホテルとかの予約はしたかい?」
「してないけど」
「如月探偵事務所は、腐るほど部屋がある。使いたまえ」
「オレん家は、民家じゃない!」
「カナ。君は準備してくれ」
「ムカつく!お前の上から目線!」
「二人ともやめて!」
「「――――――――――――」」
二人は離れた。
V
というわけで。
彼方は夜道を歩いていた。
「いいかい?犯人の素顔を見ても、追いかけるな」
アスタリスクの忠告を思い出す。
彼方は進む。
その時だった。
「ねぇ」
声をかけられた。
彼方は振り向く。
そこには、
金髪で赤いドレスをまとう、肉感的な美女がいた。
「あんた、持ってるね?」
女は尋ねた。
「ホテルとかの予約はしたかい?」
「してないけど」
「如月探偵事務所は、腐るほど部屋がある。使いたまえ」
「オレん家は、民家じゃない!」
「カナ。君は準備してくれ」
「ムカつく!お前の上から目線!」
「二人ともやめて!」
「「――――――――――――」」
二人は離れた。
V
というわけで。
彼方は夜道を歩いていた。
「いいかい?犯人の素顔を見ても、追いかけるな」
アスタリスクの忠告を思い出す。
彼方は進む。
その時だった。
「ねぇ」
声をかけられた。
彼方は振り向く。
そこには、
金髪で赤いドレスをまとう、肉感的な美女がいた。
「あんた、持ってるね?」
女は尋ねた。