ダブル・ブレイカーズ01
「朝食にしよう」


「あたし、聞きたいことをそこで聞きたい」


「もちろん。答えよう」



「アスタリスクが作ったんだ――――――?」


「なんだい、その顔は」


「――――――――――――」


「カナ?」


「何作ったの」


「パンとミルクとコーンスープ」


「まともだ――――――」


「調べてしたのさ」


「よし。一階で作ったんだな?行こう!」


「おー」


アスタリスクは無気力な返事をした。


さくらは二人を見ていた。




一階には、テーブルに、料理が並べられていた。

「いただきます」


彼方は食べる。


「ここ、依頼人と喋るんでしょ?」


「ここだけで有り余るのにな」


「部屋も多かったわよ?」


「元々、商業ビルだったみたい」


「へぇ」


彼方とさくらは話す。



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