氷菓子チョコレート


そんなことを思いながらも従わないといけない、こんな状況最悪。


「…おはようございます。」

「あ?『おはようございます、斎藤隼人様。』だろ?」

そう言ってヤツはけらけらと笑う。
周りの女子たちもクスクスと笑っている。

…なにが楽しいの。

こんなやつに付き合ってられない。

私は斎藤の存在を無視するように、自分の席に座った。


< 4 / 14 >

この作品をシェア

pagetop