氷菓子チョコレート


その途端、斎藤のとりまきの女子が近寄ってきた。

「ちょっとぉ、何隼人くんのこと無視してるわけ!?」


そう言って私の手に長い爪をたててきた。

私はだいたいの痛みには、これまでのいじめで耐えてきた。
だけど、手だけは絶対に守らないと!


「離して!」

< 5 / 14 >

この作品をシェア

pagetop