嫌恋
あぁ。めんどくさい。
「…もう朝か…。」
三井奏多(16)高校2年生
僕は渋々と起きて、身支度をした。
あぁ…朝なんて一生来なくていいのに、毎日僕はそう思う。
僕はいつも通り家を出て、バス停へ向かった。
僕はその向かう途中が嫌い
誰かのために働くサラリーマン
誰かのために買い物にいく主婦
誰かのために掃除する人
誰かのために…言い切れないか…
そーいうやつらを見ると僕はイライラする
この道のりは地獄だ。
いろんなことを考えてるうちにいつの間にかバス停に着いた。
いつも通りにバスがきて
いつも通り乗ろうとした。
乗るつもりだった
けど、今日はいつも通りじゃなかった。