* M と S *
タイトル未編集



私、藤来琴。

あんな、Sと付き合うなんて、思いもしなかった。


一瞬に恋におちた。


あの人はやっていける。

そうおもった。


第一章 見つけた

「あ!琴ー!おっはよお!」

今、挨拶をしたのは友美だ。
いじめグループのリーダーだ。

「ねー。琴ー。今さ、すっごいムカついてんだよね。」

「え、、、」

「中休みグラウンドで待ってるよ」

あたしは、確信していた。
いじめられる。

あたしは、掃除がおわり、

グラウンドに向かった。

「ドンッッッ…」

私は倒れこんだ。

「ねぇ。いじめられてるのって、苦しい?いじめてる人は楽しいんだよ!」

グループのみんながわらった。

友美の足が私の顔を

蹴った。

「やめてよ!」

私は立ち上がったけど

友美にまた蹴られて

倒れこんだ。

「おいっ!やめろよ!」

あれ、あれって、学年一のモテモテ男子。

「けんと君!!なんで…。こんな奴にかばうの?」

「別に助けたわけじゃねえ。」

「俺はな正義の味方だあ!」

「かっこいい〜けんとくん!」

友美が続いた。

友美は私の方を向いて

「覚えてなさいよ!」

と、いって、

いなくなった。

「おい。大丈夫か?」

「あの、なんで助けたの?こんな私。」

「だーかーら、正義の味方だからだよ」

なに。この人。ちょっとむかつく。

「ありがと」

「お礼は、いじめがなくなってからにしろ。」

「怪我は、自分で治せるだろ。」

「あ、ちょっと待って」

「ん?なんだ?」

「やっぱ、なんでもない。」

「なんだよー」

笑顔で去って行った。

え。、ちょっと、なに動揺してんだ。私

あの人はただのナルシストだよ。。。

「おかえり〜っっ!」

「あれ?」

「お母さんーーーー!」

キッチンをみた。

私は床にたおれこんだ。

「お母さんっ!お母さん!」

母は床に倒れこんでいた。

「びょ、びょういんに連絡しないと」

ピーポピーぽ

あたしは、お母さんの手をとりあった。

「お母さん、がんばって…」

あたしは、病院のいすに座った。

1時間後。

「琴さ、ん。」

あたしの額には汗が書いていた。
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