僕はLillyに恋をしてはならない。
恋に溺れた瞬間
1
「百合!!」
その声は、後ろから聞こえてきた。
「・・・草太!」
「じゃあ行こうか。バス乗り場はこっちだよ。」
バスに乗り、草太がスマホをいじりながら言った。
「・・うーん。」
「草太、どうしたの。」
「都外のほうは大雨らしいんだ。」
「大雨?でも、こっちはすっごく晴れてるのにね。でも、夕方までには帰るから大丈夫よ。」
その後二人は海岸沿いのカフェに入り昼食を食べた。
「そろそろ海にいこうか。」
「うん!!」