僕はLillyに恋をしてはならない。





「あ、だ、大丈夫!!も、もう一部屋とれるようにフロントに行ってくるから・・・。」





「・・・草太。」





「・・・え?」




「私、草太を好きになっちゃったみたい。」




「・・百合?」




「はじめはなんかよくわからなくて。でもきっと草太はpieceのライブに行きたくて


 私に付き合ってなんて言ったんだよね。だけどわたしうぬぼれてしまったの。


 ・・・本気で草太を好きになってしまったの。」






「百合・・。」




とつぜん、唇がふさがれた。
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