歌姫桜華



「「「「ん」」」」



 すると、他の4人も手を差し出してきた。




「うん!!」



 私は本当の笑顔で、五人と握手した。



 ギュッと一人ずつ握った。



 これで、友達になれたよね。




 うん。




 少なくとも私は、なれたって思ってるよ。




 仲間に近くて、心友と親戚。


 “友達”。





 最初は、ここから。



 どんどん、親しくなれたらいいな。



 あーあ……独りになれないじゃん。もう。

 でも、それでも償えばいいって話!


< 102 / 830 >

この作品をシェア

pagetop