歌姫桜華
…まぁ、あの晋也さんが理事長のこの学校。
何の問題が出るかはわからない。
そこが唯一の不安。
あ、ちなみに私は、
今、寮でのんびりしてます。
すると、ピンポーン♪とドアホンが鳴り響いた。
「はーい」
私はそう言いながら、扉を開けた。
「あれ?みんな……揃ってどうしたの?」
扉を開けるとそこには、
和也と昂と紺と奏多と美橙……甲羅の幹部以上5人が揃っていた。
「ぁ…ぇ、その……テスト勉強、一緒にやらないか?」
「……え?」
「勉強会っつーのを、やらないか?!………って、美橙が言い出して…」