歌姫桜華




「そ、それは………」




 目をそらしながら、私はまた必死に言い訳を考える。






「どうしたんだ?」







 すると、みんなもこっちへ来る。





「コレだよ!
 MIRIAの仮面!!!」





 美橙はその仮面をみんなに見せる。





「え、それ………美藍のですか?」



「本物かよ!」



「どうしてここにあるんだ?」



「…また出てきた……MIRIAの仮面」




 奏多以外、驚いていた。


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