歌姫桜華
屋上から出た瞬間、チャイムが鳴り昼休みが終わるのを告げた。
そして放課後。
午後の授業はずーっと寝てた私は、グッと腕を上に伸ばし欠伸を一つした。
「美藍、倉庫へ行きましょう」
もうドアの近くまで行ってきた4人。
「あ、うん」
今さっき起きた目をこすり、私はカバンを持って紺たちと合流した。
玄関で美橙を待ち、美橙が来ると倉庫へ向かった。
なんか…なんでだろう。ワクワクしてる自分がいる。
倉庫に早く着きたくて、ウズウズしてる。
倉庫っていうワードがいけないのかな?
変に勘違いしちゃうから。