実験体が恋をした
何度目かの入学式
光香side
私、
宮沢 光香(ミヤザワ コウカ)
は何度目かの
入学式を経験していた。
容姿について言えば、
髪:薄紫
瞳:オレンジ
髪型:肩下までストレート
かな。
(作者がそういうのに疎いので、
表現が曖昧です。気にしないで!)
「やっぱり慣れないなぁ」
ま、仕方ないけど。
ちなみに、今は教室です。
席は、最後列から2番目の、
窓から1列目。得した。
「じゃ、皆、寮の鍵はもらったな?
荷物が届いてるはずだから
今日は解散だ。以上」
担任は、
田中智弘(タナカトモヒロ)
という方でした。
「あの・・・
白ノ棟って、
どこですか?」
斜め前の
ショートカットの女の子
が問いかけてきた。
確か、
「赤の棟の隣だったと思うけど」
「ありがとう」
ふわっと笑うその子は
可愛かった。
「どういたしまして。
私は宮沢光香。あなたは?」
「あ、えと、千尋、です。
田村千尋」
「千尋さん、何号室?
私も白なんだけど」
この子が心配だわ。勘だけど。
それに1人は寂しいし。
「白の3号室です」
ふむ。2つ隣か。
「タメ口でいいよ。
2つ隣か。私は5号室だよ。」
「そうなんですか!
よろしくお願いします!
私、料理とか出来ないので、
教えてもらってもいいですか?」
そんな感じはするね。
「ええ、かまわないよ。
じゃ、早速5時に私の部屋まで来てくれる?」
忘れそうだし。
今のうちに約束を取り決めとこう。
「ありがとう!
アドレス交換しない?」
「そうだね」
その後は解散になった。
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