気づかないスキ。
てっ市本当に一人で向かっちゃった!



本当は、行かないと先生に説教くらうんだった!



行かなきゃダメだ…



…慌てて追いかけた。



「季市ー!!!! 待って!!!!
無駄に足が長いから歩くの速いってばぁ!!!!
半分ちょんぎれぇー!!!!こんにゃろー」



ゼーハー言いながら駆け寄る。



「なあー…葵衣は俺をけなすことしかできないんかー?もっと褒めてよーー俺悲しくなっちゃう☆」



なんて後ろを振り向きながらいう季市。



「これが私の精一杯の誉め言葉です。」



ごめんなさい、でもほんとにデカすぎてムカつくんですよ、あなた。



「うわー悲しいー!お前そんなん言っとるから彼氏も出来んのだぞ?」



あははははは



「そーなのかも!!あはは!」



なんていつもこんな感じで、何気盛り上がってまーす



だから、季市といるのは、飽きないんだよね!!



…背がドデカくて、
ドヤ顔がスーパーウルトラうざいのは置いといて……



季市は唯一頼れる男子。



悩み事も何回も聞いてくれた。



めんどくさがりやでちょっと言葉がなまってるとこもあるけど、やるときはやるひと。(だと信じたい)



あー見えて代表委員……



笑っちゃうほどまとめる力ないけどね!



まあ今は、季市や…ゆらがいるから、学校が毎日ほんとっに楽しいなっ!




ぁ……てっやば!授業に遅れる!




たたたたたたたたたた…
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