キライのちスキ・・《短編》
<えみ>

裕太が私を‥‥?






同じ気持ち??






私、可愛くないよ?





「えみ?」

放心状態の私に裕太は声をかけてきた。



「私、ツンけんして可愛くないよ?」




「そうゆうところも可愛いって思う。」





「私といると喧嘩ばかりだよ‥?」


私は、いつの間にか泣きながら裕太に聞いていた。




裕太はその涙を拭きながら優しい笑顔で応えてくれる。



「喧嘩したら、仲直りすればいい。えみの本心じゃないってわかったから。」





「裕太‥‥ありがとう…」




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