君の事ばかり
なんで桜ちゃん安心してるの?
私を何か利用してるの?
まっいいや、はや大川とこ行かなきゃ
屋上に続く階段を上って、屋上の扉を開けるとそこにはいままでに見た事ないい景色が広がっていた。
「うわー綺麗」
「遅えよ」
不意に聞き慣れた声が聞こえてきた。
「ごめんいろいろあって………」
「別にいいよ」
そー言う所が優しいんだよなぁ
ハンカチの上に座り食べようとした瞬間チャイムが鳴った。
「お前が遅えから」
だけどたまに冷たくなる。
「はぁー何それ」
『それは置いといて』
「まずは急ごう」
「おう」
急いで教室に向かう階段を下りた。
教室に入ったら丁度本礼が鳴った。
『セーフ』
「セーフじゃない席に着きなさい」
『はーい』
< 12 / 48 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop