君の事ばかり
ふと、時計を見ると夕方の5時を回っていた。
「か、帰るわ」
「う、うん」
階段を1段また1段と降りって行った。
「バイバイ」
「お、おう」
ガチャン
ドアを開けると懐かしい人が立っていた。
「ゆず彼氏か?」
私と大川が顔を見合わせて顔が赤くなった。
「大川早く行ってぇ〜」
「お、おおかわ?」
何?知ってんの?
「ちょちょっとな……あの顔見覚えがあるなぁと思ってなぁ〜」
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