君の事ばかり
そんな事思ってる場合じゃないと思い急いで玄関に向かった。急いでローファーをはいて、家を後にした。
私は走るのには自信があった。
あ・前の人も寝坊したのかな?新入生の割りにはものすごく背が低い。私と比べたらものすごい身長差になるんだろうな
あ・そんな事考える暇があったら足動かそう
今何時だろ
と思い不意に腕についてる腕時計を見た
「9時12分・・・・ってえぇ〜」
皆んなが見たのなんて気にならない。私もう完全遅刻だ。
小泉ゆずは走った走ったまた走った
そして学校の校門についた。
クラス表を見ていると隣には小さい生きものが
私は真っ直ぐとクラス表を見ながら言った。
「あんた名前は?」
「大きいなぁー」
ブチ
今のブチはなんだろ?
「名前は?」
「なんで教えないといけないの?・・・あぁそうかごめん俺あんま君の事知らないからー」
この生き物は何を言っているのだろう
「あの何言ってるんですか?」
「だってお前俺の事好きなんだろ」
「はぁ?」
私が親切にクラス表見てあげようと思ってるのにもし好きになったら真っ正面見て『好き』って言うだろうよ
「じゃい「俺大川勝って言う」
笑顔で言った。これがあたしの人生の始まりだ
「あ・私と同じクラスだよ小川君」
さっきのお返し、勘違い野郎
「俺は大川じゃボケ」
プッ
「可愛い」
「誰がだよ」
そんな時チャイムが不意になった
「え・今って『10時のぉー』
「急がないとな」
「うん」
走ってると大川があたしの手を掴んだ
「え・・・」
男子に手繋がれるなんて幼稚園以来だったからビックリした。
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