キミさえいれば
お日様の下で
「凛。
あたし、お腹空いたー。
そろそろ学食行こう」
「待って、はなちゃん。
これだけ仕上げたいの」
「ほんっと凛は真面目だよねー」
「だって最後の課題だもの。
きちんと仕上げたいじゃない」
「まぁねぇ。
最後かぁ。
早かったよね、この二年」
「うん……」
ホント。
あっという間だったな。
・
・
・
「お?
今日のA定チキン南蛮じゃん。
あたし、これにしよっと。
凛は?」
「私もそうする」
はなちゃんと空いた席に座ると、早速チキンを頬張った。
ふと顔を上げると、学食内には金、銀、赤、青、白などなど。
ド派手な髪色をした学生達の姿が大勢見える。
高校時代、あんなに目立っていた私の存在が薄くなるほど。
この学校は派手な人でいっぱいだ。
あたし、お腹空いたー。
そろそろ学食行こう」
「待って、はなちゃん。
これだけ仕上げたいの」
「ほんっと凛は真面目だよねー」
「だって最後の課題だもの。
きちんと仕上げたいじゃない」
「まぁねぇ。
最後かぁ。
早かったよね、この二年」
「うん……」
ホント。
あっという間だったな。
・
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・
「お?
今日のA定チキン南蛮じゃん。
あたし、これにしよっと。
凛は?」
「私もそうする」
はなちゃんと空いた席に座ると、早速チキンを頬張った。
ふと顔を上げると、学食内には金、銀、赤、青、白などなど。
ド派手な髪色をした学生達の姿が大勢見える。
高校時代、あんなに目立っていた私の存在が薄くなるほど。
この学校は派手な人でいっぱいだ。