君の生きた証~love in war~
「な・・・に?」

「ごめんな・・・」

「何よ・・・どうしたの?」

「俺の国が・・・壊しちまった・・・」

「あなたがしたわけじゃないわ」

「でも、俺の祖国だ・・・」

「でも、あなたじゃない」

「俺と同じ血が流れてる」



アレンが私の目をのぞき込んだ。



「もしかしたら・・・俺も、あちら側から君に銃を向けていたかもしれない」
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