君の生きた証~love in war~
「アレン・・・」

「お願いします」

「アレン・ヘンリー・ジョーンズ、顔を上げなさい」



ヘレン先生が静かに言った。

アレンは、素直に顔を上げる。


さらりとした茶色の髪が揺れた。




「はい・・・」

「分かりました。倉庫から銃を出しましょう」

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