君の生きた証~love in war~
「大勢の教え子が死んで・・・それでもなお、あの国が憎くないかと問われれば・・・答えは否よ」


ヘレン先生が、ため息をついた。



「ただし、よくお聞きなさい、アレン」

「はい」

「敵軍からの攻撃があってからです」

「え・・・」

「あくまで銃は自己防衛のため。それを忘れないように」

「・・・分かりました」
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