君の生きた証~love in war~
「っ・・・!」

「な・・・何・・・っ!?」




大きな爆音が耳をつんざいた。

その音を皮切りに、激しい銃声が続く。



「何よ、これ・・・・・・っ!?」



パトリシアが私にしがみつく。




「国境より敵軍侵入っ!」

「生徒は直ちに避難しなさい!」




先生たちが悲鳴を上げながら、みんなを誘導する。


私たちのいる校庭には、寮から登校中の生徒たちが大勢いた。

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