君の生きた証~love in war~
横でつぶやいたのは、ロルフだった。

アリサに歩み寄り、細い肩に手をかける。




「おい、お前・・・」

「は、はい・・・!」



のっぽな上級生に肩をつかまれ、アリサがすくむ。



「電報には、何て書いてある?俺たち・・・俺たち、留学生については何て?」

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