君の生きた証~love in war~
何だか嘘のようで、拍子抜けしてしまった。

唇を離すと、その人は、ひどく困惑した様子で俺を見た。



罪悪感とも後悔ともつかない感情が胸を巡る。






「あ・・・・・・え・・・?」

「・・・っ」

「ロル・・・フ・・・?」




ナタリーが俺の名前を呼ぶ。




「今、私たち・・・キスした・・・?」
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