君の生きた証~love in war~
「ナタリー・・・」

「ねぇ・・・アレンやパトリシアがどれだけ傷つくか考えなかったの?あなたは、愛の形を誤ったのよ」

「分かってたさ・・・!」



ロルフが唐突に声を上げ、私を見た。

壁に背中を当てられた私は、自然と、ロルフを下から見上げる姿勢になった。




「全部分かってて・・・それでもほしかった」
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