君の生きた証~love in war~
ロルフは知っていたのかもしれない。





ナタリーが彼に振り向かないことも。

アレンがどれほど真っ直ぐにナタリーを想っているかも。

そして、私がロルフを深く深く慕っていることにも。




知っていてあれほど卑怯なことをしたのかと罵りたかった。





逝った仲間たちに顔向けできないほど、ひどいことを・・・と。





そう言えたら、どんなに楽だっただろう?

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