君の生きた証~love in war~
そんな苦しい道が生き残った代償か?、と。



ままならない愛を抱え。

友の死に顔を心に刻み。




それでも、生きていく意味って何だ?、と。








声にならない悲鳴が聞こえる。








こんな悲しみを、痛みを、苦しみを、胸に抱いて一人で生きろって言うのか?

世界は・・・そこまで残酷だったのか?






そんな悲鳴が。





聞いてしまったら・・・もう私には、言えることはそう多くはない。

ロルフの気持ちが痛いくらい分かるから。







「私がそばにいるわ、ロルフ」
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