君の生きた証~love in war~
身支度を調え、髪をとかす。

そういう日常的なことが出来る程度には、私はこの屋根裏になじんでいたのだ。



「行こうか」

「えぇ」



私たちは、もう一度キスをして、部屋を出た。

幸福な思いが胸に満ちていた。
< 479 / 552 >

この作品をシェア

pagetop