ハート交換
振りかえって見ると、目の前に水沢なみか本人が立っていた。


昨日とだいぶ印象が違って見える。一体どこか違うのか・・・・
俺は、つい彼女を上から下になめるように見てしまった。



そして気がつく。
彼女の髪、なみかの髪の毛が短くカットされている。



女は、髪が長い方が今まで魅力的に見えたが彼女は違っていた。



髪が短い方が爽やかにみえた。
俺は何を考えているんだろう。



「遅くなってごめんなさい。アルバイト間に合うかな?」


なみかは、少し息を切らしながら言った。



そんな彼女をドキマギしながら見ていた俺は「大丈夫。公園から近い場所にあるから。」と、つい素っ気ない態度をとってしまった。


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