ハート交換
誠は、初対面の人に馴れ馴れしい所があるがこのメンバーの中で1番の明るい。顔もよくお店の看板ボーイでもあった。



「この間は驚かせてゴメン。君、大丈夫だった?田中修一です。右に同じく。」



彼は言わずとしれた巨漢男。しかし、このメンバーの中で1番面倒見がいい男だった。ミルクというお店の看板猫の面倒も彼がよくみているのである。



なみかは、軽く頭を下げて修一の足下にすりよっている猫に注目していた。



「岡本恭子です。南女子高校2年よ!あなたとは初めましてね。水沢なみかさん。」


そういって、営業スマイルでなみかに笑いかける。



「本当は、僕の家内もお店手伝ってくれてたんだけど。この間、ぎっくり腰をやっちゃって・・・しばらく店に出てこれないからみんなよろしくな!」



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