ハート交換
恭子は、じっと黙ったままうつ向いている。


それを見た誠は恭子の肩を抱きしめた。



「あれ?いつもの恭ちゃんらしくないね~。晃とあの子気になるの?」



誠は、恭子の耳元で優しい口調で語りかける。



その時、修一のそばにいた猫のミルクがニャ~と泣いて大きな伸びをした。




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