ハート交換
わたしを見てもらえば分かるはず。いまだかつて人生においてモテ期など到来したこともなく、イジメに合いながら人生の日陰をひっそりと生きている


この先の人生においても同じで何の変化もないと思う


わたしは、ずっとひとりぼっち。


考えるだけで自分が虚しくなっていく


掃除を終えて、窓の外を見ると空が薄暗い雲に覆われている


「しまった!夕方から雨が降るって言ってたっけ。」


慌て、教室の窓を閉めロッカーに箒を投げ入れ教室を後にした



ピカ―!!ゴロゴロ



下駄箱から靴を取り出した瞬間


雷が遠くのどこかに落ちたようだ。


「キャー。」


周囲から悲鳴が聞こえる


ピカ―!!ドドン!!


一瞬の光と共にもの凄い音が響く



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