ハート交換
「今のは、近くに落ちたみたい。」


昔から雷が苦手な子供だった。小学生の頃なんか空が光たび、両耳をふさいでベッドに潜って震えていたもの


ピカ―!!


また光った。


数秒



ドド―ン!!地面が揺れた


「何?今の・・・」


空を見上げると、ポツリポツリ雨が降ってきた。


「いけない。用事があるんだった!」


ピンクの水玉の傘をパッと広げ走りだす


まだ、間に合うといいんだけど。




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