ハート交換
窓を見ると雨が本降りに変わったようだった

「晃~、これからカラオケに行かない?」


「ワリィ。これから用事あるんだ。また、今度遊ぼうね。」


まとわりつく女の腕をやんわり引き離しながらその場を後にする


女の体は柔らかくて温かい


俺の大好きなもの


本当はもうちょっと遊んでいたかったけどこれから行くとこがあった


「ミキちゃん。バイバイ。」


彼女が貸してくれたピンクの水玉の傘をさしながら手をふった


ミキちゃんは、ずっと手をふりつづけてくれる。遠くからでもキラキラ光るピアスがよく似合ってる


「ミキちゃん最高!!ってか・・・あの子ミキちゃんだよね?」



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