ハート交換

アルバイト

「ﾝン―。眩しい。」


目を覚ますと天窓から雲一つないキレイな青空が見えた。


どうやら昨日は、このまま床で眠り込んでしまったようだった。ふと気がつくと、毛布がかけてある。
自分でかけたのかな？

それから起き上がり目をこすっていたら涙の後があった。


「泣いていた？」


昨晩は夢を見たような気がするが夢の内容を全く覚えていなかった。泣いていたのは、そのせいだろうか？



今日は学校が土曜日でお休み。久しぶりにゆっくりできる。


わたしは、布団の中にもぐり込み二度寝をしようと目をつぶった瞬間


『おはよう！』


晃の心の声が聞こえてきた。


「タイミング悪いわね。わたしはこれから二度寝しようとしてたのに。」