ナムストーンPART3

アポロジュニア6

大統領が続ける、

「戦いはこれからだ。何か異変が起きたなら失敗は許されない。
君たちの正確な情報掌握、分析、判断が60億全人類の生死を
分かつのだ。最重要な責務である。覚悟して出発してくれ。
万が一判断がつかない異変が起きたならば」

皆は真剣なまなざしで大統領を見つめた。

「その時は必死でナムストーンと唱えてくれたまえ。以上!」

『ナムストーンだって?大統領は気でも狂ったか』
とチャーリーは思いつつ顔だけは真顔で大統領を見つめていた。

モハメドは、
『ナムストーンなんて知らないね。俺にはアッラーがついている』
と大統領を睨み返した。
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